1子供の頃からダンスや工作が大好きだったのよ!
私は、子供の頃の写真を見ると、いつも地面に指で絵を描いているか、木や箱や石を集めて、何かを作っている様な遊びを良くしていたみたいでした。
幼稚園児の頃には、工作が大好きで、細くしなった竹を組み合わせて、大きなクジラの型を作った上に新聞紙を貼り付けて、絵の具で色付けをした事をとても鮮明に覚えていました。
嬉しくて、楽しくて、完成した時は舞い上がる様にして喜んだ事を覚えています。笑
又、小学校にあがった頃、創作ダンスの発表会が、確か、中学年か高学年でもありましたが、もうこれも夢中になるくらいに大好きでした。
何かを作る事に、常に喜びを見つけていたのかもしれませんね。笑
そして、小学校の6年生の時に、美術嫌いの兄が、公立中学進学のための兵庫方式という、今では信じられない様な方式なのですが、その兵庫方式にのっとった一番いい方法を学習するために
近所にある、お絵描き教室に私と兄が習いに行くことになりました。
兵庫方式って、やっかいなのよね! お勉強以外に、副教科である、体育、技術家庭科、美術、音楽などの教科でも、ある程度の成績を修めていないと、進学校には行けないという事になっていたのです。(-_-;) 実技のある学科で嫌いな科目がある人には、苦痛ですよね!
ですから、美術嫌いの兄と私が習いに行くことで、私が兄の監視役として(サボってレッスンに通わないって事にならない様に!) なぜか?小学校の6年生の時に、芸大の教授をしておられ、ある美術団体の上層部に所属しておられた、少しは名の通った先生の所に1年間だけ水彩画を習いに行っていました。
意外に、こういう事がキッカケで、私は人生の中で、初めて絵を習いに行ったのでした。笑
オリーブが10年近く前に描いた くまちゃん イラスト
(画材 水彩絵の具、色鉛筆)
2スタートは早いが、本当に始めたのは27歳から!
それから、中学に入ると、ダンスや絵も好きでしたが、私はなぜか? お勉強が大好きになりました。(+_+)
お絵描き教室の先生が、将来絵の道に進ませた方がいいと母に勧めておられ、中学からは本格的にデッサンもしていきましょう!という話にもなりかけてはいました。
しかし、お勉強に興味が出てきて、学習塾にも通っていました。又、母は進学校に行ってほしかったらしく、お絵描きは、美術の時間だけでいいという事になりました。ですから、中学からは、お絵描き教室は止めてしまいました。(-_-;)
まぁ、こういう事は、皆さんの人生でもよくある事だろうと思います。
自分が本当にやりたい事、自分に向いている事、自分が就きたい仕事etc.....。
直ぐに決められる方も居られるでしょうが? なかなか実際に決まるまでは長い年月がかかる方もおられる筈です。この私もそうでした。笑
高校は進学校の普通科に行きました。ただ、副教科の選択科目は、音楽や書道よりは、やはり美術を選択していました。 この高校の時に生まれて初めて油絵を描きました。確か、最初は模写から入っていったと思います。
その頃、16歳の時に初めて描いた油絵で模写した コローの ゛ナルニの橋 ゛という作品をここにアップしますね!
オリーブが16歳の時に描いた 模写、コローのナルニの橋 油絵
(画材 油絵の具、麻キャンパス)
3OL時代、流行通信って雑誌でイラストの仕事を知る!
大学の後で、皆がなる様に、私は普通のOLになりました。それも実家から通える位の距離の会社でした。土日が休みで、事務と受付をしていました。
会社の帰り道によく本屋に寄っていました。仕事での神経を癒すために。。目の保養になる様な、オシャレな雑誌や煌びやかな衣装が載っている雑誌を良く探して見ていました。笑
ある日、私がいつも見ていた雑誌 流行通信゛に目を通している時でした。中には、゛東京イラストレーションスクール゛って通信教育の専門学校の広告が大きく出ていた時がありました。
そこには、イラストレーターという仕事の紹介までしていました。ザッと走り読みしましたが、何かが気になり、その雑誌を買って帰りました。笑
何も知らなかった私は、「世の中には、こんな面白そうな仕事があるんだぁー!」という事がわかり、「自分もイラストの勉強がしてみたい!絵は成績がよかったから!」
こんなノリで、私は、OLを続けながら、、東京イラストレーションスクール(通信教育)の生徒になりました。無事終了してからは、本格的に絵画の勉強もやってみたいと思う様になりました。
OL最後の1年間の時に、今度は、大学の短期大学部美術学科に通信制として入学しました。
そして丸3年と少しかけて、こちらは目出度く卒業できました。笑
いいイラストを描くために絵画を徹底的にお勉強しました。その当時はそう思いました。
それから、イラストのお仕事に就くまでの事、イラストからマイ絵画を制作追求しょうとするまでの心の葛藤等。。。様々な苦労話は、このブログの一番上にある5つの項目の中で、私の 「マイ絵画への苦労話」としてまとめてあります。そこをクリックして頂くと、この続きにあたる、イラストを描くために徹底的に絵画のお勉強をし終えた後、どういう風に活動して行ったか?
どんな事で心が折れかけたのか?etc.......に続きます。笑
4様々な画材と描き方を体験した事で、やっとマイ絵画への道が見えかけてきた!笑
マイ絵画を制作する様になるまでに、油彩から始まって、パースの専門学校では、もう一度、水彩絵の具による着彩やガッシュ画の描き方、それからエアブラシによる技法なども学びました。
そして、アナログイラストとして、パステルやアクリル絵の具、カラーインク、マーカーなども、独学して取り入れる様になりました。
なぜ?一つの画材で描き進めていかないのか?当然そう思われる方も沢山おられるとは思いますが
ただ、単にその時、その時に興味があって、仕方が無かった!その一言に尽きると思います。笑
時間の無駄だ!と思われる方もおられるとも思いますが。。。(-_-;)
こうやって、誰でも、絵を続けて描いて行くことで、何年か経ち、自分が進歩して行くと、もっとこういう風に描けばいいのに。。。とか簡単に気づける様になりますね。('◇')
5練習用の過去作品、様々な画材と描き方です(-_-;)
様々な画材と、様々な描き方です。どうも自分にシックリ来ないものもありましたが。笑
そして、いつも言われていたことは、「あなたは、一体、何がやりたいのか?分からないですね。」
私の答えです。「自分が何をやりたいのか? そんなに簡単に決められますか?」
「いつもいつも、人間って、描きたいものが一緒ですか?」
「お肉を食べたい日もあれぱ、魚を食べたい日もあるし、野菜だけ食べたい日もあるのと違いますか?」笑
オリーブが15年以上前に描いた 人物 日本画
(画材 日本画材、水干絵の具)
オリーブが15年以上前に描いた日本画、「日本の子らは」
(画材 日本画材、水干絵の具、岩絵の具、銀泥、銀箔、金泥)
オリーブが20年以上前に描いたミクストメディア、人物 エチュード系
(画材 アクリル絵の具、顔彩、金のポスターカラー、銀のポスターカラー)
オリーブが15年以上前に描いた日本画、静物、トルコ桔梗、エチュード系
(画材 日本画材、水干絵の具)
オリーブが15年以上前に描いた日本画、静物、壺と手毬、エチュード系
(画材 日本画材、水干絵の具)
(油彩を勉強してた頃のオリーブの静物画。。。エチュード。。)
(独学でアクリル絵の具で初めて、ずいぶん昔に描いたイラストレーション。。エチュード。。)
これ、ちょっと笑っちゃうでしょ!笑
(カットのイラストを意識しての作品、カラーインク使用)
(雑貨系のイラストを意識しての作品、透明水彩絵の具、ガッシュ使用)
(イラストレーションパース、透明水彩絵の具、ガッシュ、エアブラシ使用(-_-;))
皆さんから、声が聞こえてきそうです。 時間が勿体ないですね。一つか二つ位の画材で試みて
洗練していった方がいいのに?
そうかもしれなかったですね。しかし、結果として、本当は何が一番好きで、何がシックリと来るのか? 段々とわかってきました。笑
(カットのイラストを意識しての作品、カラーマーカー使用)
オリーブが15年位前に描いたミクストメディア、人物 「うっへへーだ」
(画材 アクリル絵の具、水干絵の具、岩絵の具、銀箔、金泥)
オリーブが15年位前に描いたミクストメディア、人物 「天使が舞い降りた」
(画材 アクリル絵の具、顔彩、ポスターカラー金、金箔)
(パステルイラスト、人物、くまちゃん)
(パステルイラスト、カット用、人物、)
(パステルイラスト、人物、)
(ファッション画イラスト、人物、)
(アジアンイラスト、雑貨系)
だいたい、ここまでが25年以上前から描いてきた過去作品です。主にイラストが中心で、エチュード系も多いですが。。。
現在、オリーブのマイ絵画は、本当に自分が描きたい世界だけを描いています。
それは、ブログ上部、5記事の中の ゛マイ絵画への苦労話 ゛の所で触れていますからご覧下さいね。
現在進行形ですので、又いつか、アップします。小さい作品の販売もするつもりです。
ところで、絵画の現代は、イラストや漫画などのサブカルチャーとされていたものでも、日本画であっても、工芸的なものであっても、すべての境界線を取っ払ってしまいました。
何でもあり!そんな世界になりましたね。
現代美術という名のもとに!いいゃ!そんなものは取っ払っていませんよ!
そんな方も又、おられるでしょう。
ですから、もう何でもあり!自分の画論で、自分の表現したい世界観だけを表現していけばいい!
そう結論できるのかもしれませんね。笑
ある意味、本当に自由で分かりやすい世の中、水晶世界になりましたね。笑
皆様も、様々な過程を経験したりして、自分が本当にシックリ来る世界を表現してみて下さいね!
ところで、一部の方達が一番悩んでおられる事だとは思いますが、
特にオリーブみたいな人は、自分の描きたい絵と販売しやすい絵が、恐らくイコールではないと思っています。(-_-;)
そういう場合は、やはり購入される方々が絵を購入する理由や目的に沿った絵を描く。。。という事も考えていかなければならないかもしれませんね。
① 部屋のインテリアの一部として絵を飾るため
② どうしても、お気に入りの作家の絵が大好きなので、その絵を手元に持っていたいため
③ 知人や友人への贈り物として絵を購入するため
④ 新築やご結婚etc.......お祝い事として購入したいため
⑤ 個人の部屋や病室、病院など、心身の癒しを目的とするため
少なくとも最低、これ位、様々な絵を購入する理由や目的が存在しますね。
又、他に沢山変わった理由や目的もあるかもしれませんね。
例えばオリーブならば、②と③を意識して描いてみる・・・・といったような設定を、まずしてみます。
そうしますと、マイ絵画の世界観をどうまとめあげていくか?という所にたどり着くと思います。
あるいは、作品のクセが贈答用に適しにくいものでしたら、過去作品の一部のスタイルとマイ絵画とを合体させて描いてみる。。。など色々と条件を設定して描いて行きます。
昔、ある著名な日本画家さんが言っておられました。「絵は売れなくて当たり前、勝手に描いているものを!」笑
この作家さんもクセのある絵を描いておられました。花鳥風月を嫌っておられましたから。笑
しかし、時代は変化しています。クセのある変わった絵でも個人の趣味で購入していかれる方も実際には出てきていますね。
ですから、一概には、クセがあるから売れない、売りにくいとも言えませんね。笑
しかし、取りあえず、オリーブならば、゛勝手に描いているものは売りにくい ゛と考えて、目的を絞って制作していくという作業をしています。