前世って本当にあるの?

前世の事って、本当にスピリチュアル好きな人は、いつも考えている事じゃあ無いのかなぁ?

 

証明するのは、かなり難しそうだけれど、5歳未満位の子供達の中で、前世の記憶が残ったまま、生まれてくる場合があるそうですね。又、お母さんのお腹にいた時の胎児の頃の感覚を鮮明に覚えていたりする子供も割と多いらしいです。そして、その胎児時代の前の記憶。。。

 

これが、スピリチュアルな世界と言われているものになるのですが。。。人が死んだあと、帰還した魂の故郷と言われている所になるだそうです。。。その故郷よりも前の記憶が、前世というものですね。

 

 

 

①前世の記憶を持った子供

 

前世の記憶を持ったまま、生活されている子供さんを持たれた親御さんのお話があります。今回の人生で誕生して4歳になられた男の子のお話ですが、これは実話です。

 

東京都に在住の、ある大手メーカーにお勤めになられているお父様とご家族の間に起った出来事です。男の子の名前は、仮にヒロ君としますが、ヒロ君は、当時NHK教育テレビで8時30分から放送されていた「英語であそぼ」に夢中になっていました。

 

ヒロ君は、英語がとても得意で、特に教えるわけでもないのに、テレビの中でお姉さんがしゃべる英語、それも単語では無く、キチンとした文章をいつもスラスラと覚えて、見事にマネをしてしまうのでした。

 

その朝も、流暢に英語を喋るヒロ君に、お母さんは何気なく、「ヒロ君って英語上手だね」と話しかけました。ヒロ君は「うん、僕、昔アメリカに住んでいたから」と言ったそうです。

ご夫妻は、どうしてこんな小さな子供がアメリカって言葉を、知っていたのか疑問に思われましたが、どこかの雑誌で覚えたのかな?とも思われて、子供の話にキチンと耳を傾けてあげていました。

 

そうすると、ヒロ君は平然と、こう言ってのけたのでした。「うん、アメリカに住んでとても楽しかったの。だから、もう1回生きようと思ったの」。。。

 

ご夫妻は、言葉につまられました。又、無宗教で「生まれ変わり」のお話など一度もした事がありませんでした。「生きようと思った」などと言う言い方も普段のヒロ君からしたら、とても違和感のある現象だったそうです。

 

そして数か月後、あるきっかけで、ご夫妻は、もう一度、ヒロ君にその事を聞いてみようと思い立ちました。奥さんは、さりげなく、ヒロ君に「ヒロ君、昔、どこに住んでたんだっけ?」と尋ねてみました。

 

すると、又、数か月前と全く同じ言葉を口にしたのだそうです。しかも、更に驚くべき言葉を付け加えて、「僕、アメリカに住んでたんだよ。アメリカに住んで、とても楽しかったから、もう1回、生きようと思ったの。そしたら、誰かに、日本に行きなさい。って言われて、日本に飛んで行ったの。」

 

奥さんは、内心の動揺をかくしながら、「いったい、誰に日本へ行きなさい、って言われたの?」って尋ねてみました。

「う~ん、わかんない。でも、日本に行きなさい。って言われたの。それで、日本に飛んできたの。」

 

又、ヒロ君はよく、ママのお腹にいた頃の格好をよくしていたそうです。そんな知識も、もっている筈がありませんでしたので、もう一度、真剣にヒロ君に聞いてみたそうです。

 

「ママのお腹にいた時の事をヒロ君は覚えているんだよね?」

 

「うん、覚えているよ! パパの声が聞こえたの、ママの声もきこえていた。」そう言いながらヒロ君は、お腹にいた頃の格好をして見せたりしました。ひざをかかえてうずくまったり、目が覚めたら、手を伸ばして足を動かしたりした動作をしたそうです。

 

「生まれた時の事を覚えている?」

 

「うん覚えているよ。頭が下になって、頭からクルクル回りながら生まれてきたの」

 

奥さんは、すっかり目の前で起きている現象を認めないわけにはいきませんでした。

 

ヒロ君が話している様な事を、ヒロ君に教えたことなど一度も無かったからです。

 

赤ちゃんは、産道をクルクルと回りながら生まれて来るのは確かに事実なのですが、ヒロ君はそれをどこかで知った筈はありませんでした。

 

これらは、ヒロ君が経験した事のある現実の「記憶」に違いない。と側にいた、ご主人も確信しました。

 

そして更に、ヒロ君は「ママのお腹から外に出た時、凄く明るくて、寒かったの」

そう付け加えたらしいです。・・・・・゛生きがいの創造゛/飯田 史彦著より

 

※ 外国でも、こういった記憶を残して生まれてきている子供達の報告が沢山あるらしいです。

 

 

 

 

②前世退行療法で前世が出て来る場合

 

ある一般的な治療方法ではなかなか治らない患者に、催眠技術の中のひとつである、前世技法を用いて、その病気の原因を探し出し治療する「前世退行療法」と言うものを行うと、その治療中に伝えられた様々な真理の教えと、未来の予言に関しても知る事ができるらしいです。

 

勿論、前世に生きていた自分の事もわかるらしいですが。この伝えられた様々な真理の教えと未来の予言に関するものは、胎児の前の記憶である、その方の魂の故郷から聞き取る事ができるそうです。この魂の世界が、スピリチュアルと言われている世界の事になるのですね。

 

 

これも、実話ですが。

 

例えば、閉所恐怖症という病気があります。狭い所に入ると直ぐに、息が詰まったように不安になり、冷や汗をかき、逃げ出したくなる病気です。この症状の人はエレベーターや地下鉄にも乗れずに高い建物でも階段を使ったりするそうです。

 

シン・ジャンクスという20代の女性は、この様な症状のために、数年間、神経精神科的な分析治療を受け薬も併用していました。しかし、薬を一日でも飲まずにいると不安な気持ちに苛まれ、又、治療のために病院に行きました。

伝統的な精神科の治療は、すべてやってみました。そして、とうとう催眠を利用した治療を試してみることになりました。

ところで、催眠術は、1958年にアメリカ医学協会に公式的に認証され、医学技術としての地位を確立しました。

1955年、イギリスでは皮膚科でなかなか治らないアトピー性皮膚炎の患者達に自己催眠を指導すると、18名の重症成人患者達の症状が好転しました。そして、その症状は、2年以上悪化しませんでした。

更に、炎症の酷い幼児患者20名のうち1名を除いて、即効的な症状の好転が見られ、気分も睡眠状態も良くなったらしいです。

他にも、産婦人科での、つわりや酷い陣痛などでも効果をあげているらしいです。

 

このシン・ジャンクスという20代の女性も、なかなか治らない症状のために催眠術を受けました。

 

緊張緩和と自己催眠を数回終えた後、患者(シン・ジャンクス)の潜在意識に直接質問しました。

 

そして、その答えは意外や意外。。。前世にあったそうです。そして、又、その原因となった前世の記憶を思い出す中で、閉所恐怖症の症状が徐々に無くなっていったというものであったそうです。

 

 

 

②前世退行療法で出て来た前世による治療

 

患者(シン・ジャンクス)の潜在意識との対話とは、患者の指を使い潜在意識からの答えを直接引っ張り出すものだそうです。

催眠技法の一つで、この方法を使えば、患者の意識の影響を受けずに、指が潜在意識の指示によって、質問に答えることになるそうです。

患者(シン・ジャンクス)の潜在意識との対話を試みた、その日はまず、患者の潜在意識に、前世の記憶を思い出す事を手伝ってくれるようにとお願いしただけでした。

 

次の週に、もう一度、前世の記憶を思い出す準備ができているのかと聞いた後、患者をゆっくり退行させました。

 

そうすると患者は、300年前の中国での生涯で、盗賊に追われ、山中の洞窟の奥に逃げ込んだのでしたが、暗くて下に落ちてしまい、足を折り、寒さと真っ暗の中で、少しずつ飢え死んでいくという生涯を思い出しました。

この1回の退行の後、閉所恐怖症が治り始めました。

 

患者は最初、この悲惨な死の記憶を衝撃的で不快に感じましたが、時間が経つにつれて、自分が不滅の魂を持った存在だという事に気づき、広い気持ちですべての事を見る余裕が持てる様になりました。

 

恐怖症には、多くの種類があるのですが、この患者の様に、前世に原因がある場合が多い事が、外国のケースで明らかにされているそうです。

 

 

他の例として、肥満症の場合も、その原因が前世にある場合が多いらしいです。

チェ・ジュンギという28歳の男性は、色々な方法を使って体重を減らそうと頑張ったのですが、85キロ位までに減った後、またもとの95キロに戻ってしまう事を繰り返したらしいです。

 

前世の記憶で彼は、狩りに出かけて、山奥で怪我をして、道に迷い、数日間飢えと寒さで苦しみました。

幸い、村の人々に発見されて、死なずにすんだはずなのですが、その後、戦争で敵に捕まり、又、もっと酷い飢えに苦しめられる事になったそうです。

 

その時も死なずに解放されたのですが、その後は、病みながら死んでいきました。

 

この様な経験を思い出した後、彼は食事の量が減り、好きだった間食も全く摂らなくなったそうです。

 

まだ、彼が望む様な、スマートな姿ではありませんが、確実に正常な体重に近づいているらしいです。

 

これら催眠を利用した治療を行った結果として、前世の記憶が蘇るという現象がおこり、治りにくい症状・・・パラノイア、躁うつ病、強迫神経症etc....アトピーなどが改善して行っている例が報告されているのだそうです。

 

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