どんな野菜が、健康には欠かせないの?
野菜は健康のため ゛医者いらずの特効薬゛の様なものですね。皆、誰でも子供の頃から、「野菜
は残さずに食べなさい!」って、良く親や先生など周りの大人達から注意を受けてきていますよ
ね!
それはなぜでしょうか? 他のアップ済みの記事と重複してしまう所があるとは思いますが、大切
な事なので、もう一度、記事に、言葉にしてみますね!笑
1、無農薬野菜がいい!
無農薬野菜がいいのは、それは誰でもそう思いますよね!無農薬野菜が健康にいい理由は、
当然の事として、それは農薬がかかっていない事ですよね。
殺虫剤、殺菌剤で人間にも危険が! 害虫が発生する事、作物が病気になる事、現代農法(慣行
農法)にとっては、いずれも問題です。
そこで農業のクスリ「農薬」を使いますが、その正体は、殺虫、殺菌剤、つまり「農毒」なの
です。
けれども、現代農法には、農薬が欠かせません。不思議な事に害虫は、すぐに農薬に抵抗
する力を身に着けるために、より強い、新しい農薬が次々と用いられます。
その結果、撒く農薬の種類が多くなり、一つの作物に20回から30回も農薬を使わなければ
ならなくなっています。
つまり、農薬のかかった野菜や果物を選ぶと、20回から30回も農薬のかかった作物を体に
とり入れる事になってしまうのです。
※多くの農家は、農薬を散布する時は、自分の健康を守るために、防護服を着ています。
当然、農薬は土の中の微生物や虫、それを食べる鳥などにも害を及ぼし、地下水も汚染して行きます。
農薬のかかったものを食べるのを止めたら、アトピーが軽くなったと感じている多くの子供達やお母さん方がいるのです!
2、自家採種された種子で成長した野菜がいい!
無農薬野菜がいい!って思っている方や農薬の危険についてご存じの方でも、特に遺伝子組み
換えされたF1種=雑種第一代で種会社が開発した、新しい品種の種で作られた野菜について、
詳しく知っておられる方は少ないようですね。
自家採種できる固定種の様な、自然な種から代々成長して受け継がれていった野菜と、種会社
が開発して、優性と劣性の品種を交配して、人工的に作られた野菜とは、両者は似て非なる
ものです。
現代農法で使われている種は、殆どがF1「雑種第一代」です。形が揃って農家の扱いやすい
作物ができますが、それは一代限りです。
二代目以降は、できた作物の形がバラバラになってしまいます。その上に購入されたこの様な
種は、殆どが殺虫・殺菌処理が施されていて、「食べてはいけません。」という注意書きも
あります。
最近では、遺伝子組み換えの種が開発されて、殺虫成分を出す種なども使われる様になりまし
た。更に、子孫ができなくなる様な種までもターミネーター・テクノロジーによって開発され
ています。
現代農法では種とりをする事は殆どありません。上記の様なF1種の種を買ってい育てています。
自家採種は農家にとってテマヒマがかかりますが、同じ土地で育つことにより、次第に土地に
合った種に変わっていきます。テマヒマをかけ自家採種する事により、美味しく、気候風土に
調和した生命力あふれる力強い野菜が生まれます。
きゅうりの自家採種をしている所です。我が家のキッチンガーデンで!
3、自然の恵みを生かした土から成長した野菜がいい!
現代の農業では、人間の与えた肥料で作物は育つと考えます。けれども肥料を与えると、土の
バランスが崩れて害虫が発生します。
そこで農薬によって駆除しなければならないのです。現代の農法では場合によると土は必ずし
も必要では無く、病気の原因を生み出す余分なものという見方もあります。
この考え方を形にしたのが、水耕栽培や植物工場です。水耕栽培は、化学肥料を含ませた水で
レタスなどを育てます。
更にダイオードを用いた人口の光で、徹底的に植物の成長をコントロールしています。
※人間の手助けなしでは育たない、超過保護な野菜の生命力はいかがなものでしょうか?
4、土にはたっぷりの栄養分があるので、自然農法野菜が栄養満点って知ってた?
土には元々、実はあらゆる栄養分が含まれています。植物の体内に共生する「エンド
ファイト」は、土の中の栄養分を植物が吸収できる形に変えてくれます。
又、エンドファイトの菌糸を伸ばして、植物の根よりも遥かに広い範囲から栄養分を集めて
来てくれます。
ただし、肥料があるとエンドファイトは働きません。肥料を与えず、自然の恵みを生かして
土を豊かにして行けば、土はやわらかく、温かく、適度な水分を保持できるようになり
微生物をはじめ多様な生き物が生育します。
この結果、肥料を与えなくても作物は成長する事ができ、現代の農業では不可能と言われてい
る連作(同じ畑で同じ作物を続けて育てる事)まで可能となります。
作物が、土本来のエネルギーを引き出せるようにする事、各々の土地に合った種を撒くこと、
その見極めがshumei自然農法では大切です。
次の年に同じ場所に自然に生えてきたサラダ菜(自然農法で育てました。)
5、土の中の栄養分を見てみましょう!
土壌中濃度(mg/kg) 土壌中濃度(mg/kg)
元素 平均値 元素 平均値
酸素 490,000 マグネシウム 5,000
ケイ素 330,000 カリウム 14,000
アルミニウム 71,000 ナトリウム 5,000
鉄 40,000 マンガン 1,000
総炭素 20,000 亜鉛 90
カルシウム 15,000 モリブデン 1,2
ニッケル 50 銅 30
窒素 2,000 リン 800
総イオウ 700
なんと!あの何も無い様な土の中に、これだけ豊富な栄養分がすでに含まれていたのですよ!
※ただし、街中のアスファルトを剥がして間もない頃の、普通の土や、街中で、雑草や枯れ草も枯れ葉も何もできない様に、いつも整備して、管理してある土は例外です。